5年前の「東日本大震災」時の避難者支援を体験し、災害発生時の協力体制作りの重要性を理解したことで、災害発生時には市民活動をしている団体の協力が非常に有効であると判断し、災害発生時にスムーズに登録団体の協力が得られるよう「災害時緊急支援協力者(団体)登録制度」を制定し、登録を進めています。
【災害時緊急支援協力者(団体)登録制度】
災害発生時における支援体制の迅速な立上げ、さらには支援活動の円滑な実施に寄与するため、NPO法人かぬま市民活動サポーターズは、主にかぬま市民活動広場ふらっとに登録している団体及び個人を中心に、協力に関する基本協定を結ぶものとする。
この制度の一環として、あらかじめ支援に関する連絡担当者・連絡方法を定め、常に必要な情報が相互に取り合える体制を維持し、災害復旧のための後片付け、支援組織の運営、募金活動、その他各団体が得意とする分野の作業などの緊急支援等の内容を相互に把握ために、「鹿沼市民自然災害ネットワークをつくろう」と銘もって、活動を開始いたしました。
ここ近年の、予想を超えた豪雨災害や、活動期と言われる地震による被害など、備えの一つとして、市民によるネットワークの作成がますます重要になってきています。
また、被害の予防や、避難時や避難所での出来事を、シュミレーションすることも欠かせないのではないのでしょうか。当日は身近な、「防災」「避難・被災」「避難所」など、場面別のシュミレーションを行い、それぞれの状況でどんなことが必要になるのか?など、心の準備を深めます。
また、それらを活かし、災害時のボランティアなど、参加いただい
たみなさんの、自分でもできることを繋げ、「ネットワークづくり」
を行います。