
がん征圧・患者支援チャリティ活動
RELAY FOR LIFE
リレー・フォー・ライフ
●リレー・フォー・ライフとは
がん患者さんやそのご家族を支援し、
地域全体でがんと向き合い、がん征圧を目指します。
1年を通じて取り組むチャリティ活動です。
1985年、一人の医師がトラックを24時間走り続け、アメリカ対がん協会への寄付を募りました。「がん患者は24時間、がんと向き合っている」という想いを共有し支援するためでした。ともに歩き、語らうことで生きる勇気と希望を生み出したいというこのイベントは、現在、世界27か国、約6000か所で開催され、年間寄付は470億円に上ります。
●使命と三つのテーマ
Save Lives(セーブライブズ)
祝う Celebrate
がんの告知を乗り越え、今を生きているサバイバーや家族などの支援者を讃え、祝福します。
しのぶ Remember
がんで亡くなった愛する人をしのび追悼します。また病の痛みや悲しみと向き合っている人たちを敬います。
立ち向かう Fight Back
がんの予防や検診を啓発し、征圧のための寄付を募り、がんに負けない社
会をつくります。
3つのテーマに支えられ、使命であるSave Livesが成り立っています。
夜通し歩くリレーイベント
リレー・フォー・ライフ活動の締めくくりとして2日間のイベントを開催します。
会場ではチームの仲間とたすきをつなぎ、夜通し歩きます。
それは、助け合おうという思いから始まりました。
日本国内では、2007年兵庫県芦屋市で公式開催され、2016年度は全国49地区で開かれました。年々活動地区が増え続けています。
参加方法はいろいろあります。
歩いて・・・最寄りのリレーイベントに、まずは参加してみてください。
スタッフとして・・・イベントを作り上げる活動で支え合う仲間ができます。
ルミナリエで・・・闘病中などで当日参加が難しい方もメッセージを送って参加できます。
寄付・・・みなさまのご寄付でリレー・フォー・ライフは成り立っています。
リレーイベント 1日の流れ
昼|開会式~サバイバーズラップ
リレーイベントの最初の一周は「サバイバーズラップ」と呼ばれ、がん患者さんや、がん経験者が歩きます。がん告知や闘病を乗り越え、この日を迎えられたことを祝福します。
夜|ルミナリエセレモニー
あなたがルミナリエに書いたメッセージがキャンドルの光で浮かび上がります。がんで亡くなった方々をしのび、がんと闘っている人たちを励まします。
夜明け|夜通しウォーク
夜明け前の数分、空が深い紫色(ドーンパープル)に染まります。希望の光が会場を包み込み、共に朝を迎えられた喜びを分かち合います。リレーイベントならではの光景です。
昼|閉会式
夜通し続いたリレーイベントですべての参加者を讃えます。1年間を通じて行っているリレー・フォー・ライフのチャリティ活動への想いを新たにします。
皆様からのご寄付
リレー・フォー・ライフで寄せられた寄付金は、公益財団法人日本対がん協会を通じて、下記のような支援に充てられています。
●がん患者支援
リレーイベント
リレー・フォー・ライフ活動の締めくくりとして、2日間のイベントを開催します。
がんの悩み相談
看護師・社会福祉士・医師による、電話または面談相談を無料で実施しています。
無料相談ホットライン 03-3562-7830(祝日を除く10:00~18:00)
●がん征圧
プロジェクト未来
がんの新しい治療法や新薬開発に向けた研究助成を寄付金で支えています。
若手医師育成
がんを深く学びたい若手医師が、海外の専門施設で研修するための費用の一部を寄付金で支えています。
がん検診率アップ
胃、大腸、肺、前立腺、血液、乳がん、子宮頸がんなどすべてのがんを対象にがん検診の受信啓発運動を実施しています。
【発行・お問い合わせ】
公益財団法人 日本対がん協会
〒100-0006 東京都千代田区有楽町2-5-1 有楽町マリオン13F