【活動報告】平成30年7月25日(水)普通救命講習Ⅰを開講しました。

 平成30年7月25日(水)鹿沼消防本部にて、平成30年度普通救命講習Ⅰを開催し、心肺蘇生法・AEDの使い方、止血法、胸骨圧迫など、日常の中の緊急時の一次救命措置方法について学びました。

 

 今回は12名の方にご参加いただき、座学と実習を行いました。実習では人形を使い、心肺蘇生法とAEDの使い方を実践しました。

 

 毎年行われるこの普通救命講習ですが、内容は最新の内容に少しずつ変わっています。

例えば人工呼吸(マウス・トゥー・マウス)は、衛生的な観点や、救命を行う人の心理の観点を考慮して、「絶対」ではなく「できれば」行えばよいと教わりました。

 講習では、口元にカバーを付けるため、直接くちびるに触れません。しかし、実際に救命が必要な場面で、一般の人がカバーを持ちあわせていることは、まずありませんよね。

 そのため、人工呼吸は「絶対」やる必要はなく、胸骨圧迫法を行います。

一次救命措置では、「その場で」「すぐに」できることが最も大切です。

未曾有の災害の多い今、罹災したときにすぐ救急車や専門の救命スタッフが駆けつけてくれる保証はありません。

 だからこそ、一般の市民が、「いつでも身一つで目の前の人に救命を行える」必要があるのだと感じました。

 普通救命講習Ⅰは、来年度も開催の予定です。ご興味のある方は、次回のご参加をお待ちしておりますm(_ _)m